私たちが扱うランドスケープには、多様な主体の参画が活発となっており、合意形成を図る技術が求められています。従来の景観シミュレーションは2次元(フォトモンタージュ)、3次元(アニメーションによる受動視動画)が主流でしたが、様々な視点変更等できないことからクライアントにとっては整備内容を評価しにくいものでした。当社はこのような問題を解決するため、従来のフォトモンタージュ、アニメーション動画に加え、能動的な動きが可能で、かつ操作性の高いVirtual Reality(以下VR)技術を利用した景観シミュレーションで合意形成のサポートをさせていただきます。
景観シミュレーションとは
~景観と視点場を仮想的に作り出すこと~
様々な構造物によって構成される環境をシミュレーションすることであり、景観の構成を模擬的に作り、さらにそれを見る「視点場」を設定して景観を仮想空間に作り出すことです。
景観シミュレーションの目的 目的としては景観調査や計画段階における事業評価、プロジェクトの結果の提示、政策評価と様々です。 活用実績 ・公園緑地計画設計検討 ・阪和自動車道インターチェンジ植栽検討 ・大阪府道歩道緑化検討 ・大阪府営大泉緑地遊具改修検討 ・とくしま動物園改修計画 ・N学園エントランス改修コンペ ・国営明石海峡公園神戸地区エントランス実施設計 ・足摺宇和海国立公園足摺岬地区基本設計 etc... |
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景観シミュレーション技術と特徴
2次元景観シミュレーション
現場等で撮影した写真に遠景のみ使用し、別途モデリングしたオブジェクトを配置し、写真撮影ポイントと同じ視点場でのレンダリング( 見え方を計算しながらその画像を作成する)を行う。
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3次元景観シミュレーション(受動視)
あらかじめ決められた動線に沿って、視点場の移動させることができるもので、レンダリング( 見え方を計算しながらその画像を作成する)を行う。
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3次元景観シミュレーション(能動視)
一方的なアニメーションで閲覧者が自由に視点を変えることができない受動視型の景観シミュレーションとは違い、能動的に仮想空間内を移動することができ、空間を様々な視点で評価することが可能です。
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構築フロー
営業案内
案内
VR技術を利用した合意形成手法(pdf形式1,056KB)
お問い合わせ
上記内容のお問い合わせは計画室 永井までどうぞ。
