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自然環境

業務実績紹介

吉野熊野国立公園 大峯山植生モニタリング調査
  吉野熊野国立公園大峯山脈管理計画区弥山・八経ヶ岳エリアには、原生的な自然景観を保全する国立公園特別保護地区等に指定されていますが、国の天然記念物であるオオヤマレンゲ群落等の植生の衰退が顕在化しています。
 大峯植生復元施設基本計画に基づき設置する防鹿柵の設置効果等を検証するため、オオヤマレンゲ自生地内において、平成20年~平成21年にかけて植生モニタリング調査を実施しました。
 調査の結果、オオヤマレンゲの生育阻害要因は<シカによる食害>とそれに伴う全体的な<植生変化>であることが確認され、かつ防鹿柵に一定の効果があることが分かったため、植生復元施設計画として、防鹿柵設置個所の追加とオオヤマレンゲを保全する新たな方策の提案を行いました。

■業務年度:H20
■発注者:環境省近畿地方環境事務所
■分類:植生調査
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